フライパンで作るローストビーフ

フライパンで作るローストビーフ

調理時問:50分 エネルギー:約910kcal  塩分:5.8g

玉ねぎでビタミンB1の吸収アップ

クリスマス、新年のおもてなしにフライバンで作るローストビーフは手軽でとても重宝。玉ネギに含まれるアリシンの働きによってビタミンB1の吸収が高まるので、肉は玉ネギと一緒に摂るのがおすすめでクレソンを添えれば彩りにも、肉の消化の助けにもなります。

材料(作りやすい量)

牛モモ肉ブロック 300g
たれ:ニンニク1かけら 玉ねぎ:1/2個 水:100ml 塩、コショウ:少々 
しょうゆ:大さじ2 わさび:小さじ1 サラダ油:大さじ1
みりん:大さじ1

作り方

①肉は室温に戻しておき、使う直前に塩、コショウする。ニンニクはスライスし、玉ねぎはすりおろしておく。

②フライバンにサラダ油を熱してニンニクを炒め、香りが出てきたら肉を加えて表面全体を焼く。

③肉に焼き色がついたら、しょうゆ、みりん、水を加えて転がしながら3〜5分煮る。

④肉を取り出してラップに包み、さらに冷めないようにタオルでしっかり巻いて30分保温する。

⑤フライバンの煮汁に玉ネギを加えてひと煮立ちさせ、最後にわさびを加え混ぜる。

⑥肉をスライスして⑤のソースをかける。お好みで玉ねぎのスライス、クレソンを添える。

調理師のやりがい・楽しさ

調理師のやりがい・楽しさ

料理でお客さまを笑顔にできる

多くの調理師がこの仕事のやりがいとして挙げるのは、「料理を食べた人の笑顔を見ること」です。
ホテルやレストランで働く調理師は、お客さまにとって特別な1日を演出するために、日々料理の腕を奮います。

自分が心を込めて作った料理を食べた人が、目の前で「おいしかった」と笑顔になってくれたり、喜んでくれたりすることこそが、調理師にとって最大の喜びとなります。

また、修行を重ねるうちにさまざまな料理が作れるようになるのも、やりがいを感じる瞬間だそうです。
技術が身につくたび、おいしい料理が作れるようになるたびに、「この仕事を選んで良かった」とやりがいを感じるようになるでしょう。

腕一つでのし上がれる

調理師は、実力が問われる仕事です。
常に実力が試されるためプレッシャーと厳しさは半端なものではありませんが、努力すればその分しっかりと結果が出る仕事でもあります。

仕事は厳しくても、スキルアップすればそれだけ任される業務も増えてきますし、難易度の高い料理も作れるようになります。
自分に自信がつけば、仕事はどんどん楽しくなっていくでしょう。

また、自分の「腕一つ」でのし上がれるのも、やりがいを感じる部分です。
腕が良ければ年齢や性別は関係なく、職場で出世して料理長を目指すこともできますし、新規オープンのレストランから声がかかることもあるでしょう。
実際、結婚式場の調理師は、腕を見込んで引き抜かれた人が務めることが多いようです。

独立開業など、さらなる展開も可能

おいしい料理を作って人々を幸せにできる調理師の仕事はとても魅力的なものですが、ただ楽しいばかりではありません。
総合的に見ると、調理の仕事は非常に多忙な反面、給料や待遇にあまり還元されていない職場も多くあります。

新人時代はお金を稼ぐことよりも、「厳しい環境で修行を積みながらいかに生き残っていけるか」という、自分との戦いを続ける日々になるかもしれません。
厳しさに耐え切れずに諦めてしまえばそこで終わりですが、実力があれば若くしてトップレベルに立てる仕事でもあります。

そうなれば、独立して理想の繁盛店を経営することも可能です。
大切なのは、おいしいものを作ること、人を喜ばせることへの飽くなき探究心。
上昇志向が強く、現状に甘んじない人であれば、調理師としての成長を日々感じながら生きていけるはずです。

鶏肉とサツマイモの煮物

鶏肉とサツマイモの煮物

調理時間:20分 
エネルギー:約270Kcal
塩分量:約1.3g

栄養豊富な旬のサツマイモを食卓に

秋から冬が旬のサツマイモは栄養成分が豊富で、準完全食品とも呼ばれています。食物はもちろん、ビタミン、ミネラルも多く含んでおり、風邪の予防や疲労回復にもおすすめです。風邪がはやりはじめるこれからの季節、バランスのよい食事で健やかな毎日を。

材料(2人分)

鶏肉ー50g 椎茸ー4枚 しょうゆー大さじ1 サツマイモー150g
水ー1/2カップ みりんー小さじ1

作り方

①鶏肉は一口大に切る。サツマイモは乱切りにして水につける。
②椎茸は石づきを取って厚めに切る。
③厚手の鍋に鶏肉をを入れて炒め、鶏肉から脂が出てきたらサツマイモを入れて炒める。
④鶏肉の表面が焼けたら椎茸と水を加えて蓋をして、沸騰したら弱火にして5分煮る。
⑤しょうゆとみりんを加え、水分がなくなるまで煮る。

調理師1-1 正誤問題で重要項目を覚えよう!

調理師1-1 正誤問題で重要項目を覚えよう!

調理師試験に無料で合格 資格試験対策塾は医療・介護・福祉の講座を提供しています。 医療・福祉・介護などの仕事につくには資格が必要です。 調理師の試験合格に必要内容を講座にしています。 5分ほどの講義をコツコツ視聴ください。資格試験に合格できる実力がつきます。

おからのあんスコーン

おからのあんスコーン

夜食にも安心の低カロリー
夜遅くまで起きていておなかがすいてきたときや、おなかがすき過ぎて寝つけないときなどにおすすめの食物繊維たっぷりの低カロリースコーンです。
おからは豆乳を絞った残りの部分ですが、食物繊維のほか、カルシウム、たんばく質も摂取できます。

〇調理時間:35分 エネルギー:約120kcal(1個) 塩分量:約0.1g(1個)

材料(5個分)
小倉あんー100g バターー30g おからー120g 牛乳ー適宜

作り方
1.ボウルにバターを入れてゴムべらでなめらかにし、クリーム状になったら小倉あんとおからを加えてよく混ぜる。
2.生地がまとまってきたら取り出し、2cm厚さにして直径5cmくらいのコップなどで丸く抜く。生地がまとまらない場合は牛乳を大さじ1〜2加え混ぜる。
180℃に熱したオーブンで20〜25分焼く。

調理師1章の2 資格試験合格対策講座

調理師1章の2 資格試験合格対策講座

調理師1章の2 資格試験合格対策講座です。1本10分程度ですので集中して講義を見ることができます。毎日続けてもらうと、合格できる実力がついていきます。試験合格にはわかりやすい講座が必要、ぜひ上野和夫の資格合格対策講座をご利用ください。

調理師1章の1 資格試験合格対策講座

調理師1章の1 資格試験合格対策講座

調理師1章の1 資格試験合格対策講座です。
1本10分程度ですので集中して講義を見ることができます。毎日続けてもらうと、合格できる実力がついていきます。
試験合格にはわかりやすい講座が必要、ぜひ上野和夫の資格合格対策講座をご利用ください。

調理師の給料や平均年収

調理師の給料や平均年収

調理師の給料はどのくらい?調理師は、料理にかかわる分野のプロフェッショナルです。しかし、職種や勤務先の状況によって給料は大きく異なり、年収は200~1,000万円台までかなり幅があります。また、実際に調理師として仕事をすることになると必ず見習い期間や下積み期間があります。
調理師として働き始めてすぐに調理を任されて高収入を得ることは難しく、見習い期間中は初任給10万円台からと考えておいたほうがいいでしょう。

調理師の給料・平均年収とは?

厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、10人以上の企業規模を対象にした調理師の平均年収は、2019年では約341万円でした。

この金額は、日本の他の職種の平均年収と比べても低いといえます。ただ、平均年収はあくまで調査した企業の中での平均値にすぎません。実際には条件によって違いが出ます。

以下で、さらに細かく企業規模別、男女別、年齢別にそれぞれ詳しく紹介します。

【規模別】調理師の給料・平均年収とは?

企業規模10人以上を対象にした賃金構造基本統計調査では、調理師の2019年のきまって支給される現金給与額の平均は252,600円でした。この金額の12カ月分に「年間賞与その他特別給与額」の382,200円を足すと年収は約341万円になります。

同様にさらに細かく年収を規模別でみると、10~99人規模では約339万円、100~999人規模では約328万円、1,000人以上では約366万円です。必ずしも規模が大きくなると年収が上がるわけではありませんでした。2019年は100~999人規模の企業で平均年収が下がる傾向がみられました。

【男女別】調理師の給料・平均年収とは?

2019年の賃金構造基本統計調査の男女別では、男性調理師のきまって支給される現金給与額平均は287,900円です。12カ月分の給料に年間賞与その他特別給与額の382,100円を足すと年収は約383万円になります。

一方で、女性調理師のきまって支給される現金給与額平均は204,500円で、年間賞与その他特別給与額の382.300円を足しても年収は283万円程度と、男性よりもかなり少ない結果です。また、調理師見習でも男性の年収が約313万円に対して、女性は約232万円と低くなっています。

【年齢別】調理師の給料・平均年収とは?

年齢別の平均年収は男性調理師の場合、10代で約247万円、20代は前半で301万円、後半で335万円程度と徐々に高くなります。さらに30代になると技量も上がり、責任ある仕事も任されるようになるケースが多く、前半は約377万円、後半は約393万円とさらに上昇傾向です。

40代になると、現場を統括する立場に就くことや後輩の育成に携わることもあり、前半は約413万円、後半で約435万円になります。50代でも前半は約458万円とゆるやかに上昇を続けますが、50代後半に入ると約415万円、60代前半が353万円、後半が303万円程度に下がっていく傾向です。

女性調理師の平均年収も10代は約227万円、20代は前半で約272万円、後半は約284万円と少しずつ上がります。ただ、30代になっても前半が約293万円、後半は約294万円で、男性ほど急激には上昇しません。

40代でも前半は310万円と、上昇する傾向はあるものの大きくは上がらない点が男性とは異なります。40代後半になると298万円、50代の前半が約297万円、後半が約278万円、60代前半が258万円、後半が239万円と男性と同様に下がります。

調理師の仕事内容とは?

調理師の仕事は、飲食店やホテルなどのほか、病院・学校給食など、さまざまな職場で料理を作ることです。また、飲食店といっても、格式の高い料亭からフレンチ・イタリアン・中華などのレストラン、気軽に入れるラーメン店まで多彩なジャンルがあります。

料理を提供するためには、あらかじめ材料を切っておいたり、スープを煮込んでおいたりなど、事前の仕込み作業も必要です。繊細な味付けを必要とするもの以外、仕込みの作業は見習いが担当することも多く、深夜や早朝に行うことも珍しくありません。

営業時間になれば調理や盛り付けを担当するほか、洗い物や片付け、職場によっては接客も求められることがあります。また、食材の発注や品質管理、店内の衛生管理も大切な仕事です。閉店後は店内を清掃するほか、新メニューを考えることもあります。

調理師の中でも給料が高い職場は?

街のレストランなど個人経営の飲食店勤務の場合、売り上げが上がらなければ給料にも影響し、ボーナスがないことも珍しくありません。チェーン店や学校・病院給食などへの勤務では、福利厚生が整備されていたり最低限の固定給が決められている場合が多くあります。しかし、手取り額としては多いとはいえないケースもあります。

ホテルのレストラン勤務は比較的給料が高く、ボーナスが支給されることも多いなど、待遇がいい傾向にあります。

調理師の給料を増やすための方法とは?

調理師として働くうえで、給料を増やすためにはいくつかの方法があります。ここでは、給料を増やすポイントを5つの方法を説明します。

スキルアップして昇給する

調理師は技術を必要とする仕事です。そのため、スキルを磨くことで昇給も望めます。例えば、一つのジャンルを極めて誰にも負けないスキルを身につけたり、有名店で修業して経験を積み重ねたりすることも昇給につながります。すでに働いている店でも、努力して腕が上がったと認められれば、昇給の可能性が高まるでしょう。

給料を上げてもらえるよう交渉する

勤務先でのキャリアが長ければ、昇給の交渉することもできるようになります。その際は、アピールすることができる実績が必要です。例えば、お客様の好評を得て売り上げに貢献している人気メニューの考案をしてきたなどの実績、交渉の材料になります。

もし、目に見える実績が少なかったとしても、ある程度のスキルアップを果たしていれば、そのスキルを土台に今後の努力や目標をアピールすることもできます。

条件のいいところへ転職する

ある程度の経験があって、スキルにも自信があるのなら、いい条件の職場へ転職するのも一つの手です。実力を認めてもらえない場合や、職場の経済的な状況で昇給が望めない場合は、その職場にとどまって努力しても給料は上がらない可能性もあります。それならば、実力に見合う給料を提示してくれるところへの転職も選択肢の一つになるでしょう。

独立して自分の店を持つ

独立して自分の店を持つことも、給料アップの可能性があります。経営が軌道に乗り、店が繁盛すれば、当然収入も上がります。自分のスキルを活かし、頑張った分だけ収入が増え、基本的には上限もないといえます。ただし、独立・開業するためには資金や経営能力も必要になります。繁盛しなければ逆に収入がなくなったり負債を抱えるリスクがあることを考慮に入れる必要があります。

調理師免許を取る

レストランやホテルなど飲食業界で働く際、必ずしも調理師免許を必要とするわけではありません。しかし、調理師免許を所持していることで手当が支給される職場も多く、免許の有無で給料に差がでる場合があります。

また、民間の調理担当の求人では応募条件に調理師の有資格者を指定しているケースも多くあります。そのため、いい条件の求人があっても、資格を持っていなければ応募すらできないこともあり得ます。給料アップや、転職先の選択の幅を広げるためには、調理師の資格が有利に働くともいえます。

ゴーヤ丼

ゴーヤ丼

夏の食欲不振を解決

ゴーヤはビタミンCが豊富な上に、ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくい特微があります。また、独特な苦みの成分は胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があるといわれています。夏の食欲不振に一品でビタミンもたんばく質もしっかり摂れるゴーヤ丼をお試しください。

調理時間:10分、エネルギー:約440kcal、塩分量:約1.5g(1人分)

材料(2人分)

ゴーヤー1/2本、卵ー2個、砂糖ー大さじ1/2、ネギー10cm、水ー1/2カップ、塩ー1つまみ、豚薄切り肉ー80g、味噌ー大さじ、ごはんー茶碗2杯分

作り方

作り方

①ゴーヤは縦半分に切って中の綿を取り除き、5mm幅に切って水につける。
②ネギは斜めに薄く切り、豚肉は1.5cm幅に切る。
鍋に水と調味料を入れて火にかけ、沸騰したらゴーヤ、ネギ、豚肉を入れて中火にする。
全体に火が通ったら溶き卵を回しかけ、フタをして1分ほど煮る。
どんぶりにご飯をよそい、上に④をのせる。

マグロとレタスのサラダ

マグロとレタスのサラダ

マグロとレタスのサラダ
調理時間:15分
エネルギー:約180kcal
塩分量:約2.0g(1人分)

逃がしたくない栄養をサラダで

脳の健康によいといわれるDHAが豊富なマグロに、ビタミンEが豊富なゴマを組み合わせました。DHAは加熱によって減少するので、刺身やサラダなど生で摂るのがおすすめです。マグロ以外の青魚や真鯛にも豊富に含まれています。

材料(2人分)
マグロ(赤身):150g レタス:4枚 みりん:大さじ1 白ゴマ:大さじ1 ネギ:1/2本 わかめ:20g ゴマ油:大さじ1/2、貝割れ大根:1/2バック しようゆ:大さじ1 塩:1つまみ

作り方
①ネギは外側の白い部分は細く切って白髪ネギにし、中の部分はみじん切りにする。
②ネギのみじん切りと、塩以外の調味料をボウルに入れてよく混ぜ、白ゴマをひねって加える。
③マグロは6~7mm厚さに切って、②のタレに5分ほどつけておく。
④レタスは洗って食べやすい大きさにちぎり、塩を振ってなじませておく。
⑤④のレタスに③をタレごと加え、白髪ネギ、3cmに切った貝割れ大根とわかめも加えて全体を混ぜ合わせて器に盛る。