調理師 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
第2章-1 食品学
1.植物性食品に含まれる脂質は、量的に少ないが、だいずや種実類などには例外的に多く含まれている。また、植物性油脂には必須脂肪酸が多く含まれている。
2.動物性食品には、ビタミンA・B2・Dが多く含まれている。
3.植物性食品には、ビタミンC・B1・カロテンが多く含まれている。
4.動物性食品には、カルシウムやリンなどが含まれている。
5.植物性食品にはカリウムやリンなどが含まれている。
6.「日本食品標準成分表(五訂増補日本食品標準成分表)」では、食品を18食品群に分類している。いもおよびでんぷん類、砂糖および甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、嗜好飲料類、調味料および香辛料類、調理加工食品類の18食品群に分類している。
7.「日本食品標準成分表」の各食品群のはたらきをエネルギー源、体の調節源、体の構成源に分類すると、だいず類以外の豆類はエネルギー源となり、良質のたんぱく質を含むだいず類は体の構成源となる。
8.くりやぎんなん、ごまなどは、「日本食品標準成分表」では種実類に分類される。
9.だいずおよびその製品、あずきおよびその他の豆およびその製品は、「日本食品標準成分表」では豆類に分類される。
10.カロテンやリコピン、カプサンチンは、植物性食品に含まれているカロテノイド系色素である。かぼちゃやにんじん、トマトなどに含まれている。動物性食品に含まれているカロテノイド系色素にはアスタキサンチンがあり、かにやえびの殻などに含まれている。
11.肉類に含まれているヘモグロビンやミオグロビンはヘム色素とよばれ、動物の筋肉や血液中に多く含まれている。
12.クロロフィル系色素は緑黄色野菜に含まれ、アルカリ性では鮮やかな緑色だが、酸性になると黄褐色になる。
13.カフェインやテオブロミンは、苦味、渋味の成分である。カフェインはコーヒーや緑茶、テオブロミンはココアやチョコレートに含まれている成分である。
14.シネオール、ゲラニオールは、しょうがに含まれている香りに関係する成分である。香りに関係する成分は、食品から立ち上がる香りをアロマ、口に入れたときに感じる香りをフレーバーとよぶ。かんきつ類にはリモネン、シトラール、にんにくにはアリシンが含まれている。
15.酸味に関係する成分には、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸がある。乳酸はヨーグルトや漬物、リンゴ酸はりんご、クエン酸はかんきつ類や梅干、酒石酸はぶどうに含まれている。