ズッキーニとしらすのソテー

ズッキーニとしらすのソテー

ズッキーニとしらすのソテー

調理時間:10分
エネルギー:約50kcal
食塩相当量:約0.8g

歯や骨の健康にもおすすめ

しらすはたんぱく質はもちろん、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB12などが豊富な栄養価の高い食品です。
ズッキーニは、ビタミンC、β-カロテンン、ビタミンB2などのビタミン類と食物繊維、カリウムを含んでいます。しらすの塩味と加熱したズッキーニのやわらかさが食欲をそそります。歯や骨の健康に、また夏の疲れをとるのにおすすめのメニューです。

大麦のチーズリゾット

大麦のチーズリゾット

大麦のチーズリゾット
調理時間:25分
エネルギー:約215kcal
塩分量:約1.6g(1人分)

腸も喜ぶ簡単リゾット

腸内環境を整えるのに大切な食物繊維と発酵食品が摂れるリゾットのレシピです。
大麦は食物繊維が豊富なだけでなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維(β-グルカン)のバランスが良いのも特徴です。

鮭の煮びたし

鮭の煮びたし

鮭の煮びたし
鮭は良質なたんぱく源であるとともに、生活習慣病の予防にも効果のあるDHAやEPA、さらに抗酸化作用の強いアスタキサンチンが豊富です。
調理時間:10分
エネルギー:約160kcal
塩分量:約1.0g(1人分)

栄養たっぷりの鮭で元気な1年を
鮭は良質なたんぱく源であるだけでなく、生活習慣病の予防に効果があるEPAとDHA、さらに抗酸化作用を持つアスタキサンチンを豊富に含んでいます。鮭の煮びだしは、煮汁で静かににるだけなので、魚の調理が苦手な方も作りやすい料理です。

調理師試験 合格のための 重要事項短文集暗記BOOK

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調理師試験 合格のための 重要項目らくらく暗記BOOK

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調理師試験重要項目を徹底解説

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調理師試験問題を解いてみよう ユーチューブ再生リスト

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調理師の資格試験に合格するには多くの問題に触れることが大切です。 「調理師 正誤問題を解いてみよう!」では、過去の問題を中心に試験に多く出る内容を集めて、実際に説いていきます。視聴いただくと問題を解答するこつが自然に身についていきます。 合格への近道になると思いますので、毎日ご視聴ください。

調理師講座 再生リスト

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ユーチューブにアップロードしている講座の調理師の再生リストです。
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調理師免許試験の押さえておくべきポイント

調理師免許試験の押さえておくべきポイント

料理が好きな方の中には、仕事として料理をするために調理師の資格を取りたいと思ったことがある方がいらっしゃるでしょう。
調理師資格を取ると免許をに関わる仕事として、飲食店のほかにも宿泊施設・学校・病院・社会福祉施設・事業所などさまざまな場所で従事することができます。
公益社団法人全国調理師養成施設協会は、調理師に対して、1年おきに「調理師就業届出状況」の提出を求めています。その中で、2018年(平成30年)の統計によると、全体の36%が飲食店に勤務していることが分かっています。社会福祉施設が25.2%、学校も20%という数値が発表されており、就業先の選択肢が幅広いことが分かります。
そんな調理師免許を取得するためには、どのようなポイントを押さえて勉強するとよいのか、また調理師免許試験の詳細などを、詳しく解説します。

調理師免許を取得するには?

調理師免許を取得する方法は2通りあり、それぞれの方法について詳しく解説します。

専門学校などに通って学び取得する

ひとつ目は、調理師の知識を学べる教育機関に通って学び、卒業後申請する方法です。
この方法では、調理師試験を受けることなく調理師免許が取得できます。

選択できる教育機関は、専門学校(1年制または2年制)、短大、四年制大学、高校、職業能力開発短期大学校のいずれかです。
これらの教育機関で、調理科などのクラスに所属して学んでいきます。
機関の中には夜間クラスを設けているところもあり、昼間に働きながら通っている人もいます。
学費はかかりますが、確実に免許を取得できます。

実務経験を積んで取得する

ふたつ目は、教育機関には通わず、飲食店や各種調理施設などで2年以上の調理実務経験を積んだのち、試験を受ける方法です。
試験は、各都道府県が実施するもので、実務経験を証明するには証明書の提出が必要です。
調理実務は、正社員でなくとも、アルバイトやパートなどでも認められます。

調理師免許とはどういうもの?

調理師免許とは、調理に関する技能や知識、食品の栄養および衛生など、食についての理解が深く、確かな技術を持つプロであることを証明する国家資格です。
調理師法の中で、調理師は都道府県知事の免許を受けた者と定められています
つまり、調理師は社会的に信用が高く、そのうえ責任が重い職業であり、人々の食の安全を守る使命が与えられているのです。

調理師には次のような役割が求められると言われています。

  • バランスがよい食事を提供し、健康増進に寄与する
  • 安全な食品を選んで衛生的に調理し、食の安全性を確保する
  • 伝統的な調理の技術や様式などを受け継ぎ、さらに新たな調理法を生み出すことで、食文化を継承する
  • 食の背景にある環境や、食と健康の関係性を理解し、人々に伝える「食育」を提唱する
  • 美味しい食事と空間を提供し、人々に喜びや心の豊かさを感じてもらう

飲食店などで仕事をする際に、調理師免許を持たなくとも従事することは可能です。
ただ、採用時に調理師免許を必須としている職場も増えているうえ、調理の確実なスキルを証明できることから、免許を持っていると職場やお客様からの安心や信頼を受けられるのです。

調理師免許を取得するメリット

調理師免許を取得すると、具体的に次のようなメリットがあります。
ここではひとつずつ詳しく解説します。

就職に有利になる

調理師免許を持っていると、調理の技術と食の知識を確実に身につけていることが証明されるため、就職後即戦力になりやすいのがメリットです。
飲食業界では、募集時に調理師免許の保持が条件とされているケースも増え、免許がないと就職の幅が狭くなってしまう恐れもあります。
さらに、将来独立や開店を目指すときに調理師免許を持っていると、「食品衛生責任者」の講習会が免除され、申請のみで責任者の免許取得が可能となります。
講習会の受講時間と費用負担が不要なので、その分開店準備に時間や費用を費やせるようになります。

給料や待遇がよくなる

調理免許を持っていないと、最初は洗い物などを中心とした業務になることが一般的であり、給料も他の人より低くなってしまう可能性が高まります。免許があると、技術や知識を明確にできるため、最初から調理の担当を任されたり、資格手当を上乗せしてもらえたりするので、給料が上がりやすくなります。

店の信頼度があがる

調理師がいることで、専門知識を有したうえでお客様に料理を提供していることが証明され、安心・安全だという印象を与えられます。
このことで店の信頼度があがって顧客獲得につながり、安定な店の経営を目指せるようになります。

調理師試験の受験資格は?

調理師学校以外は、実務経験が必要

調理師の専門学校に通うのではなく、実務経験を積んで試験を受けようとする際には、中卒以上かつ飲食店などで2年以上の実務経験が必須です。
正社員でなくとも、「週4日以上の勤務で、かつ1日6時間以上」勤務していれば、パートタイマーやアルバイトでも問題ありません。

また、2年以上という実務期間は、複数の店舗の合計期間でも認められます。
受験する都道府県によっては、受験できる勤務条件が「週5日以上かつ1日5時間以上」または「週6日以上かつ1日4時間以上」などと定めているところもありますので、あらかじめ調べておきましょう。

実務経験として認められるのは、調理師法施行規則第4条に明記されていますが、具体的には次の業務が該当します。

飲食店の営業

食品を調理する営業と、飲食スペースを設けて顧客に飲食を提供する営業があります。一般的な飲食店に加え、旅館や簡易宿泊所なども含まれます。

魚介類販売業

店舗を設置し、鮮魚介類を扱い販売している業種を言います。ここで刺身などを調理している業務を担当していると、実務経験と認められます。魚介類が生きたまま販売されている店舗や、せり売りでの営業などは除外されます。

惣菜製造業

佃煮を含む煮物・焼き物・揚げ物・炒め物・蒸し物・酢の物・和え物などを製造している業務をさします。

学校、病院、寮などの給食施設

この施設での実務経験は、継続して1回20食以上または1日50食以上調理している施設であることが条件とされています。

これらの基準を満たしていないと、調理師試験を受験できなくなります
基準を満たせない場合は、勤務先を変えるなどの対策を採らないといけません。

調理師試験を受ける前に確認しておくべきこと

試験を受ける前には、勤務先の飲食店が、先にご紹介した基準に該当するかどうかを必ず確認しておきましょう。
飲食店の中には、2年以上勤務しても基準に該当しない施設もあります
せっかくの2年間を無駄にしないためにも、調理師試験の募集要項を満たす施設かどうか、応募時点での確認が重要です。

受験資格として認められない職歴とは

条件に該当する施設で勤務していても、あくまで「調理業務」に従事していることが受験資格とされています。
このため、ホールスタッフ、食器洗い、配達などの業務が資格として認められません
同じ理由で、料理学校などの調理指導者、企業などの食品開発研究者も、資格の対象外となっています。

また、外国の飲食店での勤務期間はカウントされないほか、定時制・通信制以外の高校に在学中での勤務期間も、受験資格とならないので、注意が必要です。

調理師試験の概要について

調理師試験は、都道府県ごとに実施されており、受験日や受験会場の数も都道府県ごとで異なります
おおむね年1回の実施ですが、2回行われる場合もあります。
悪天候の場合はこの限りではありませんので、実施団体の指示に従いましょう。

受験会場が複数設定される都道府県では、希望会場を選択できるところとできないところがあります。
受験料は、都道府県によって若干異なり、6,100円から6,400円ほどとなっています。
詳しくは、受験を希望する都道府県の受験実施先へ確認しましょう。

調理師試験の出題傾向は?

調理師試験には実技試験がなく、四肢択一式の筆記試験マークシート方式で行われます。
公衆衛生学・栄養学・食品学・食品衛生学・調理理論・食文化概論の6科目から出題され、問題数は60問以上となっています。

合否判定は全科目の合計得点で行い、60%以上が合格ラインとされています。
ただし、1科目でも平均点を大幅に下回ったり0点であったりすると、不合格となってしまうのです。
このため、6科目ともまんべんなく勉強することが秘訣です。

調理師試験は、住んでいる都道府県以外でも受験できるため、試験日が異なる受験会場であれば再チャレンジが可能です。
チャンスが多いと、それだけ合格の可能性も高まりますので、前もって近隣の都道府県での試験日程を調べておくとよいでしょう。

調理師試験の難易度は?

調理師試験の内容について解説してきましたが、実際に受けた方の合格率はどのくらいの数値で推移しているのでしょうか。

合格率

2020年度(令和2年度)に行われた調理師試験において、全国の合格率平均は70.2%でした。
資格試験の中では、合格率は比較的高いと言えるでしょう。
直近10年間における全国平均合格率は60%以上で推移しています。

都道府県別合格率

つづいて、2020年度(令和2年度)における、各都道府県の合格率もご紹介します。
問題数や内容は、都道府県ごとで異なります。

都道府県合格率
北海道63.9%
青森県63.0%
岩手県61.1%
宮城県66.3%
秋田県69.0%
山形県77.0%
福島県86.1%
茨城県68.4%
栃木県66.8%
群馬県79.8%
埼玉県76.2%
千葉県69.7%
東京都73.2%
神奈川県82.4%
新潟県73.9%
富山県69.3%
石川県72.5%
福井県63.0%
山梨県70.5%
長野県75.2%
岐阜県67.1%
静岡県82.5%
愛知県72.0%
三重県58.4%
奈良県57.8%
関西広域連合
(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)
73.7%
鳥取県68.8%
島根県65.3%
岡山県67.4%
広島県69.3%
山口県82.4%
香川県64.4%
愛媛県51.9%
高知県62.2%
福岡県69.0%
佐賀県62.6%
長崎県59.6%
熊本県58.2%
大分県69.7%
宮崎県68.0%
鹿児島県63.8%
沖縄県45.4%

出典:厚生労働省|調理師試験の実施状況(令和2年度)

独学でも合格できるのか

独学でも、調理師試験への合格を目指すことができます。
試験の受験条件のひとつとなる学歴は、義務教育を修了していれば問題ありませんので、学歴面ではほとんど問題にならないでしょう。
試験科目は、先ほど解説した6科目から出題されます。
2015年までは、衛生法規を含めた7科目からの出題でしたが、2016年度からは他の科目に含まれる形式へと再編されました。

いずれの科目も、専門的かつ広範囲であり、働きながら独学で勉強するのは簡単ではありません。
しかし、書店で販売されているテキストや通信教育、調理師試験の公式サイトに掲載されている過去問題などを取り組むことで、合格が可能です。
一方で、実務経験に関しても、受験資格に該当するかどうかをしっかり確認しておきましょう。
雇用主から、調理業務従事証明書を発行してもらい、提出する必要がありますので、併せて準備が必要です。

学習時間はどれぐらい必要?

調理師試験に向けての学習時間は、3ヶ月から半年の間、毎日1時間から2時間の学習が目安です。
仕事をしながら学習する場合は、毎日1時間ずつ半年続ける計画が現実的でしょう。
1科目を1ヶ月で学習する方法もありますが、試験当日までまんべんなく知識を持ち続けるには、半年の間に少しずつ6科目を学習するのがよいでしょう。

調理師試験には記述問題がなく、すべて選択式で解答します。
短期間で学習したいと思えば、その分集中力をあげて取り組むことや、効率的な教材で学習することで、合格という結果につなげられるでしょう。

調理師試験を意識した勉強法としては、まず教科書全体を把握し、苦手と感じる箇所をピックアップします。

次に、苦手な箇所を中心にテキストを読み込み、知識を得ていきましょう。
試験の1ヶ月ほど前から過去問題に取り組み、最終的に調整をしたうえで当日を迎えると効果的です。

調理師免許試験の知っておくと便利なポイント 

先述のように、調理師試験は何度でも受けることができます。
都道府県ごとに実施され、受験する県の制限はありません。

つまり、受験日程が重ならない限り、どの都道府県で受験しても問題ないのです。
試験内容は都道府県ごとで異なり、一度チャレンジして不合格であっても、ほかの場所で再チャレンジできます。

当然ながら、受験するごとに受験料はかかります。
しかし、受験のチャンスが増えれば、その分合格できる可能性も高まりますので、前もって複数の都道府県における受験プランを立てておくと安心です。

最初の受験場所を、なるべく日程の早いところにするのもひとつの方法です。
こうすると、他の場所を受けるチャンスをさらに広げられます。

調理師免許は更新制度がありませんので、一度取ると一生資格を持ち続けることができるのです。
就職だけでなく、家庭における調理でも調理師の知識を大いに役立てられるのは、大きなメリットです。

調理師試験に確実に合格するには

調理師試験に合格するには、6科目をまんべんなく学習するのが重要なポイントです。
6科目の中でも、食品衛生学は細菌に関する知識が含まれるため、苦手と感じる人が多いようです。
特に、独学で勉強しようと考えている方は、分からないことがあったときにすぐ聞ける相手がいないことに不安を感じているかも知れません。
また、勉強に対するモチベーションを保つのが大変な場面もあるでしょう。
調理師の教育施設に通うと、試験を受けなくとも免許を取得できますが、時間が拘束されるうえ、まとまった金銭が必要となってきます。

調理師の仕事内容や職場、やりがいなど

調理師の仕事内容や職場、やりがいなど

調理師試験を受けたいと思っている方に、まずは調理師についてしっかり知っていただき、試験を受けるためのモチベーションを持ちましょう。
おいしい食事を作り人に喜んでもらうにはコツコツと調理の技術を磨く期間が必要です。調理師でなくても調理できます。でも、調理師の名称は調理師でないと使うことが出来ない名称独占です。きっと試験に受かり、調理師になる良さがあるのでしょう。
調理師になる? 調理師免許を持った方はどのような仕事につき、どのような役割を担うのかなど、しっかり理解いただけるように説明します。

調理師の仕事内容!1日の流れで確認

調理師でなくても以下の仕事は行えますが、調理に携わる方の多くは調理師の資格を保有しています。
調理師の仕事内容を1日の流れと合わせて見ていきます 。
調理や盛り付け以外のさまざまな仕事をご紹介するので、どんな仕事をしているのか要チェックです。

食材の仕入れ

料理をするためには、食材が必要です。
そのため、調理師の仕事は食材の仕入れからとなります。
普段から利用している業者に電話やメールなどで発注したり、市場にその日に必要な食材を買いに行ったりするなど、仕入れの方法はさまざまです。
発注していた食材を受け取るのも、1日の仕事に含まれます。受け取った食材の質や個数を確認し、正しい場所に保管するのも大切な作業です。

食材の仕込み

すばやく調理できるように、食材を仕込んでいきます。
野菜をメニューに合わせて細かく切ったり、肉や野菜に下味を付けたり、お米を炊いたりするのが主な仕込みです。
その日のメニューや注文によって必要な食材が変わるので、職場や日にちごとに仕込みの内容は異なります。
正確に下準備をすれば、営業中にスムーズに料理を提供できるでしょう。

調理・盛り付け

飲食店やホテルのレストランなどの営業時間になったら、注文に合わせて調理を行います。
オーダーをもらって料理したり、ビュッフェメニューを作ったりするなど、調理の内容は職場によってさまざまです。
病院や学校であれば、栄養面を考えて作られたその日のメニューを必要な分調理することになります。
調理だけでなく、盛り付けも調理師の仕事です。見るだけで食欲が湧いたり、思わず写真を撮りたくなったりするような、スキルやセンスが求められます。

後片付け・調理器具のメンテナンス

営業時間が終わったら、後片付けが始まります。
テーブルを拭いたり、皿を洗ったりする仕事を分担して行うのが基本です。
次の日も気持ちよく営業できるように、食器や店内を整えます。
調理器具のメンテナンスも営業後の仕事です。包丁を研いだり、鍋を磨いたりするなど、大切な商売道具を万全の状態にすることによって、モチベーションや料理の質が変わってきます。

店舗の衛生管理

安全に食事を楽しんでもらうためには、店舗の衛生管理が欠かせません。
衛生面が整っていないと、料理を楽しめないことはもちろん、食べた人の体調に影響を与える可能性もあります。
後片付けと一緒にテーブルや椅子、机上の調味料などを消毒したり、食材の状態をチェックしたりするのが主な衛生管理です。
また、身だしなみも衛生面への配慮につながります。
制服をキレイに洗う、清潔な髪型にするなど、小さなところから気を付けることで、気持ちよく料理を提供できるのです。

食材の発注・管理

最後に行うのは、食材の発注や管理です。
冷蔵庫にある食材の量をチェックし、足りない食材を追加発注します。
余っている食材の使い方を確認するのも、翌日に向けた大切な準備です。
開店前の仕込みでは間に合わない作業も、閉店後に行います。
時間のかかる味付けやだしの抽出などは、前の日から行い、翌日の営業で使える状態にするのがポイントです。

調理師が活躍できる主な仕事場

調理師は、さまざまな場所で活躍しています。
飲食店やホテルなど身近な場所以外にも、さまざまな仕事場があるので、どこで活躍したいかイメージしながら、主な職場を見ていきましょう。

飲食店

レストランやカフェ、居酒屋などの飲食店の厨房・キッチンで調理師が活躍しています。
お客様のオーダーに合わせて調理をするのが主な仕事です。
飲食店の規模によっては、テーブルへの提供を行う場合もあります。

宿泊施設

ホテルのレストラン、温泉宿の食事処などでも、調理師が働いています。
ビュッフェメニューを準備・補充したり、レストランで料理を提供したりするなど、ホテルや温泉宿のどこで調理を行うかで仕事が変わるのが特徴です。
宿泊施設内のレストランで働く場合は、レストランのジャンルによって、和食やイタリアン、フレンチ、鉄板焼きなど料理の種類が変わります。

学校・病院・福祉施設

学校での給食、病院食、福祉施設の食事にも、調理師が関わっています。
栄養士の作った献立に合わせて調理を行い、児童や患者さん、利用者さんの食事を準備するのが仕事です。
子どもの身体作りや患者さん・利用者さんの栄養管理などに食事を通して関われるのは、やりがい・魅力と言えるでしょう。

料理教室

料理の知識やスキルを生かして、料理教室で活躍する調理師もいます。
クッキングスタジオや料理教室に勤め、学びにきている生徒に料理を教えるのが仕事です。
お手本として調理をする場面もありますが、テーブルを回り、コミュニケーションを取りながら教える場面の方が多くなります。
料理の楽しさを伝えたい、料理を好きになってもらいたいという人におすすめの職場です。

専門学校の講師

調理師を目指す専門学校の講師として、生徒に指導する働き方もあります。
料理教室では主婦や女性など日常生活での料理を教えるのがメインですが、専門学校では料理人やパティシエなどを目指す生徒を教えるのが両者の違いです。
さまざまな場所で活躍する調理師を育てたいという思いがある人には、講師としての働き方が向いているでしょう。

調理師の仕事のやりがいと苦労

調理師の仕事には、やりがいはもちろん、大変なこともあります。
どちらもしっかり理解した上で、調理師を目指すか考えてみましょう。

やりがい

調理師のやりがいは、何と言っても自分の料理で人を笑顔にできることです。
子どもから大人まで、料理の味や見た目だけで幸せな気持ちになってもらえます。
「今まで食べたなかで一番美味しかった」「また食べにきたい」などの言葉で、やりがいを感じられるでしょう。

また、さまざまな場所で活躍できるのも調理師のやりがいであり、魅力です。
飲食店やホテルなどの身近な場所だけでなく、学校や病院などで重要な役目を果たすことができます。
料理を提供する立場から離れて、調理師を目指す人や料理が苦手な人をサポートできるのも、調理師だからこそできる仕事です。

大変なこと

調理師として働く上で大変なことは、体力が必要なことです。
厨房やキッチンでは立ちっぱなしになり、ピークの時間は座る余裕がありません。

営業時間以外でもやることが多く、仕込みのために早出したり、翌日の準備のために残業したりすることもあります。
仕入れた食材を運んだり、大きな鍋を移動させたりする場面もあり、ある程度力も必要です。

また、見習いのうちは厳しい指導を受ける場合が多く、人間関係で悩む人もいます。
一人前になれるように指導してくれているので、感謝しつつ忍耐強く着実に取り組む姿勢が必要です。

調理師の仕事に向いている人

調理師をはじめとして、どのような仕事にも向き不向きがあります。
向いていないから諦めるべきではありませんが、向いていた方が調理師を目指しやすいでしょう。
ここでは、調理師の仕事に向いている人の特徴を5つご紹介します。

料理が好きな人

調理師の適性として、一番大切なことは料理が好きなことです。
料理をすることや食べることが好きな人は、料理への愛情を込めて仕事に取り組めるでしょう。
大好きな料理をもっと極めたい、自分の料理をもっと色んな人に食べてもらいたいなど向上心も持ちやすく、調理師として努力を続けられるはずです。

料理や食への探求心・向上心がある人

料理や食は、美味しいものや人気のあるもの、求められるものが日々変わっていきます。
それらに対応するためには、探求心や向上心が欠かせません。
新しい食材の組み合わせや味付けを研究したり、美味しいと言われるものを食べに行ったりするなど、食を追求することがスキルアップやアイデアにつながっていきます。

味覚や美的センスに優れている人

新しい味付けや映える盛り付けをするためには、味覚や美的センスが求められます。
それらが優れている人は、調理師としての適性があるでしょう。
微妙な味の変化を感じたり、色や形のアイデアを持っていたりすると、より魅力的な料理を作れるはずです。
味覚やセンスはたくさんの料理を食べたり見たりすることで身についていくので、努力次第で磨くことができます。

対応力がある人

調理師には、対応力も求められます。
混雑状況に合わせて調理の優先順位を決めたり、食材の在庫を見てその日のメニューを考えたりするなど、臨機応変さが大切です。
調理以外の場面でも、上司や先輩の指示に柔軟に対応する、お客さんや利用者さんからの要望に応えるなどの対応力も必要になります。

忍耐強い人

調理師になってすぐに調理や盛り付けを任せられるのではなく、見習いの時期があります。
雑用から始まり、仕込み、盛り付け、調理といったようにステップが進んでいくので、焦らず着実に取り組む姿勢が大切です。

時には、厳しい指導を受けることもありますが、めげずに忍耐強く努力を続けられる人であれば乗り越えられるでしょう。

調理師という仕事をするためには

調理師になるには、いくつかの方法があり、キャリアも人によってさまざまです。
調理師になる方法やキャリアイメージを参考に、調理師として活躍するイメージをしてみましょう。

調理師資格を取得し就職する

料理の仕事は必ずしも資格は必要ありませんが、調理師と名乗るためには調理師免許が必要です。
調理師免許を取得するためには、調理師試験に合格する必要があります。
調理師試験には受験資格があり、以下の条件を満たしていなくてはいけません。

学歴中学校卒業以上
職歴調理業務(飲食店営業、魚介類販売業、そうざい製造業、複合型そうざい製造業、寄宿舎・学校・病院等の給食施設)に2年以上従事していること
※パート・アルバイトは週4日以上かつ1日6時間以上の実働勤務が原則

上記の条件を満たし、試験に合格したのちに、都道府県で免許申請を行うと取得できます。
また、厚生労働大臣指定の調理師養成施設を卒業すれば、実務経験がなくても試験なしで調理師免許を申請できます。

免許を取得した後は、ホテルのレストランや飲食店などの求人に応募し、調理師として就職するのが一般的です。

調理師のキャリアイメージ

調理のキャリアには、さまざまな形があります。
ホテルや飲食店などに勤めて、厨房スタッフからマネージャー、店長、総料理長などを目指すのが一つ目の例です。
調理だけでなく、お店全体をまとめたり、料理の方向性を決めたりするなど、運営に関わる仕事に関わることができます。

二つ目の例は、飲食店などで勤めた後に、自分の店や教室を開業する道です。
スキルや経験を生かして自分の店で料理を振る舞い、繁盛すれば収入アップも期待できます。
有名店や人気店になると、一躍注目の料理人として世に知られることもあるでしょう。

三つ目の例は、調理師の経験から料理教室や学校の講師になるルートです。
料理のスキルや知識を生徒に伝えることができ、将来の調理師を育成したり、主婦の悩みを解決したりできます。
調理師としてどのような仕事がしたいかを考え、自分らしいキャリアをイメージし、実現を目指しましょう。

試験対策学習は70点をとれるようにすすめていきましょう!

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